避難訓練

先日ホームサイスモを導入された兵庫県の自治体様において避難訓練を実施していただきました。

緊急地震速報受信機を販売するものとして緊急地震速報受信機導入は『避難訓練を実施していただいてこそ防災効果を発揮するもの』という責任感をもって、避難訓練の重要性を今後もお願いし続けてまいります。
保育園様は毎月避難訓練を実施して頂いておりますので園児の避難行動は素早く、的確で数秒の猶予時間でも確実に身を守れる体勢になってくれます。見ていて惚れ惚れする光景です。
防災教育の成果は絶大だと実感する瞬間です。
防災教育チャレンジプランbbkbn

さて、先日避難訓練を実施していただきました自治体様にお話を伺いました。
ビデオを撮り、職員の避難行動を分析された結果、緊急地震速報発表13秒後に避難行動が開始されたとのこと。「実際の速報発表ならば決して間に合わない…もう少し緊迫感をもって訓練に参加してもらわないと」とおっしゃっておられました。
私はこの自治体様は大丈夫だと確信いたしました。そもそも避難訓練を実施していただけるお客様が非常に少ないのです。訓練には相当のリスクをともないます。なかなかそう簡単に実施できるものではありません。相当の根回しの末、訓練まで漕ぎ着けて頂いたそうです。そして訓練の様子を記録に取り、分析し、反省点を的確に抽出していただき今後の防災行動に結び付けていただけるとの心強い決意を垣間見させていただきました。

改めて皆様に避難訓練を実施いただきますようお願い致します。緊急地震速報受信機はただお知らせするだけのものです。どう避難行動に結びつけるか!これこそが緊急地震速報の狙いです。
様々な環境下での瞬時の判断、避難訓練無しに実戦は迎えられません。
何卒よろしくお願い申し上げます。